この年は無敗で3冠を達成したシンボリルドルフがどれだけ強い競馬を見せるのかが焦点となっていた 同世代には敵はなく「常勝ルドルフ」の勢いを止めるものはないと誰もが思っていたが その座を虎視眈々と狙っていたのは粒ぞろいといわれた3歳世代であった 2歳線から頭角を現したスクラムダイナ、ルドルフ級の大器と評判のシリウスシンボリ 快速王サクラシンゲキの弟サクラユタカオー、さらには3冠馬シンザンの最高傑作と噂されたミホシンザン どれもが甲乙つけがたい素質馬でその将来性が高く評価されていた また短距離戦は無敵のニホンピロウイナーの独壇場というのが周囲の一致した意見であった |
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古馬 皇帝【シンボリルドルフ】が昨年に続き猛威を振るう 宝塚/天皇賞(秋)は負けるが、他では皇帝を破ることは不可能か・・・ 宝塚馬の【スズカコバン】、天皇賞(秋)馬の【ギャロップダイナ】ともに 実力いまひとつ 牝馬も【ダイアナソロン】が堅実に頑張っているぐらいで層は薄め? 短〜マイル 【ニホンピロウイナー】が全盛を向かえ敵ナシの状態になる 他馬は太刀打ちできないだろう ダート 【テツノカチドキ】【カウンテスアップ】の2頭がなかなかの力を持つ やや衰え気味だが勢いに乗ると【アンドレアモン】も怖い存在 |
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3歳−牡 【ミホシンザン】が抜けた存在であるのだが皐月賞後に骨折してしまう 主役不在のダービーは【シリウスシンボリ】が有力 【シリウスシンボリ】は後半から海外遠征に挑戦する 他では【サクラユタカオー】がいるが成長途上でGTにはまだまだか 3歳−牝 【エルプス】【ノアノハコブネ】【リワードウイング】【タカラスチール】と混戦 【タカラスチール】にはスプリント・マイル戦線で今後も注目 |
守 | 印 | 馬名 | 父 | 母 |
金 | ☆ | オグリキャップ | ダンシングキャップ | ホワイトナルビー |
金 | ☆ | スーパークリーク | ノーアテンション | ナイスデイ |
金 | ◎ | サッカーボーイ | ディクタス | ダイナサッシュ |
銀 | ○ | サクラチヨノオー | マルゼンスキー | サクラセダン |
銀 | ○ | ヤエノムテキ | ヤマニンスキー | ツルミスター |
銀 | ○ | バンブーメモリー | モーニングフローリック | マドンナバンブー |
銀 | △ | パッシングショット | トウショウボーイ | タカヨシピット |
銅 | ▲ | コスモドリーム | ブゼンダイオー | スイートドリーム |
フェブラリーS | テツノカチドキ | スプリンターズS | ニホンピロウイナー |
高松宮記念 | ニホンピロウイナー | 秋華賞 | リワードウイング |
桜花賞 | エルプス | 菊花賞 | ミホシンザン |
皐月賞 | ミホシンザン | 天皇賞(秋) | ギャロップダイナ |
天皇賞(春) | シンボリルドルフ | エリザベス女王杯 | トウカイローマン |
NHKマイル | ダイゴトツゲキ | マイルCS | ニホンピロウイナー |
ヴィクトリアマイル | ドミナスローズ | JCダート | カウンテスアップ |
オークス | ノアノハコブネ | JC | シンボリルドルフ |
日本ダービー | シリウスシンボリ | 阪神J | メジロラモーヌ |
安田記念 | ニホンピロウイナー | 朝日F | ダイシンフブキ |
宝塚記念 | スズカコバン | 有馬記念 | シンボリルドルフ |
News!!! ミルリーフが系統確立 引退−有力種牡馬 ダイアトム、ダイコーター、ポールドラッド、イングリッシュプリンス、ホッカイダイナ、シリコーン 引退−有力現役馬 キヨヒダカ7歳、ニホンピロウイナー5歳、ミスターシービー5歳、キングハイセイコー4歳、ダイゴトツゲキ3歳 ダイナカール5歳、ダイアナソロン4歳、キョウワサンダー4歳、エルプス3歳、アサクサスケール3歳 国内セリ 金スーパークリーク、銅シヨノロマン、赤ミヤマポピー、赤マルシゲアトラス 海外セリ − [補足] セリでは金馬のスーパークリークが登場。お守りがない場合はセリで! |